25uF、50uFの容量抜け。16uF x 2 32uF x1 の容量抜け。交換
フィルムは基本交換。容量抜けしてないものもあったが、高圧でどうなっているか不安なのでやっぱり交換。
ハーネスを通ったオーディオ線はノイズがだいぶ載っているので、シールド化したいがスペースがなさすぎて難しい。ハーネスを通さずに別線にしてヒーター電源などと別に配線したほうがノイズには有利ではある。

25uF、50uFの容量抜け。16uF x 2 32uF x1 の容量抜け。交換
フィルムは基本交換。容量抜けしてないものもあったが、高圧でどうなっているか不安なのでやっぱり交換。
ハーネスを通ったオーディオ線はノイズがだいぶ載っているので、シールド化したいがスペースがなさすぎて難しい。ハーネスを通さずに別線にしてヒーター電源などと別に配線したほうがノイズには有利ではある。

私がポーティスヘッドの音楽に初めて触れたのは、高校生のころのことです。当時、友人たちとバンドを組んでいて、ギターを弾く友達がある日「これ、聴け」と。その記憶は今でも鮮明で、スピーカー越しに流れてきた最初の数小節で、私は何か別の世界の扉が開いたような感覚を覚えました。
1991年にイングランド西部のブリストルで結成されたポーティスヘッドは、ヴォーカルのベス・ギボンズ、プロデューサーのジェフ・バロウ、ギタリストのエイドリアン・アトリーという三人によって構成されています。彼らが生み出した音楽は、単なるポップやロックの枠には収まらない、独自の美学を持っています。あのとき友人が教えてくれなければ、私の音楽の聴き方はずいぶん違うものになっていたかもしれません。
ポーティスヘッドはしばしば「トリップホップ」と分類されます。確かに、スローテンポのビートとサンプリング、ターンテーブルの使用という点では同じブリストル出身のマッシヴ・アタックやトリッキーと共通する要素があると言えるでしょう。しかし私は、この言葉だけでは彼らの音楽の本質を語り切れないと感じています。
ジェフ・バロウが用いるサンプルの多くは、1960〜70年代のスパイ映画のサウンドトラックやジャズのレコードから採取されたものです。ラロ・シフリンやエンニオ・モリコーネを彷彿とさせるオーケストラの断片が、ヒップホップのドラムループと組み合わさることで、時代の定まらない不思議な空気が生まれます。まるで古いフィルム・ノワールの映像に、現代の孤独を重ね合わせたような感覚です。バンドで音を出していた高校生の私には、こんな音楽の作り方があるのかという純粋な驚きがありました。
音楽的な観点から見たとき、ポーティスヘッドの核心にあるのはベス・ギボンズの歌声です。彼女のヴォーカルは、テクニックという言葉よりも「存在」という言葉で語るほうが適切かもしれません。震えるような繊細さと、底から絞り出されるような強さが共存するその声は、どんな楽器とも異なる表情を持っています。
1994年のデビューアルバム『ダミー』に収められた「グローリー・ボックス」や「ロード」を聴けば、その声がいかに楽曲の感情的な核として機能しているかがよくわかります。美しいとも痛々しいとも言えるその歌声は、聴く者に何か個人的な記憶を呼び起こすような力を持っています。当時ギターを教えてくれた友人も、きっとこの声に何かを感じていたのでしょう。
デビューアルバム『ダミー』は世界的な成功を収め、マーキュリー賞を受賞しました。続く1997年のセカンドアルバム『ポーティスヘッド』も同様の方向性を深化させたものでしたが、2008年に11年ぶりにリリースされた『サード』は、大きな転換点となりました。かっこよすぎます。
『サード』ではサンプリングをほぼ使わず、バンドが生演奏で音を構築しています。クラウトロックやポスト・パンクの影響を感じさせる実験的な音響は、初期作品のサンプルベースの音楽とは一線を画しています。「マシン・ガン」の機械的なビートや「ザ・リップ」の静謐なアコースティックギターは、音楽家としての彼らの誠実さと探求心を示していると言えるでしょう。
作曲という行為に携わる立場から言えば、ポーティスヘッドが達成したことのひとつは、感情の「翻訳」の精度の高さだと思います。悲しみ、孤独、憧れ、諦め——これらは言葉にしようとするとすぐにこぼれ落ちてしまうような感情です。しかし彼らの音楽は、それらをそのままの形で音に変換することに成功しています。
STM32マイコンをシンセサイザーの中核として使用する研究・開発が、近年ホビイストから専門的な研究者まで幅広い層で活発に行われています。ここでは、その主要なアプローチと注目すべきポイントをまとめます。
STM32シリーズ(STマイクロエレクトロニクス製)は、ARM Cortex-Mコアをベースとしたマイコンファミリーです。シンセサイザー用途での採用が進む理由は、その高い処理能力にあります。STM32F4やSTM32H7シリーズは最大480MHzで動作し、リアルタイムDSP処理に十分な演算能力を持っています。また、DAC、DMA、タイマー、I2S/SPI/USARTといった音声出力とMIDI通信に必要な周辺機能が一体化されており、外部部品を最小限に抑えた設計が可能です。価格面でも数百円から数千円程度で入手でき、開発ボード(Nucleo、Discovery)も充実しているため、プロトタイピングの敷居が低い点も魅力です。さらにFPU(浮動小数点演算ユニット)を内蔵しているため、フィルター演算やオシレーター計算を効率的に処理することができます。
音声合成の手法としてまず挙げられるのが、ウェーブテーブル合成(Wavetable Synthesis)です。あらかじめ計算した波形データをROMやRAMに格納し、DMAとDACを組み合わせてオーディオ出力するこの手法は、STM32F4の内部12bit DACを使った実装例が多数報告されています。外部DACチップ(PCM5102、CS4344など)を組み合わせることで、24bit/96kHzの高品位出力も実現できます。
減算合成(Subtractive Synthesis)では、オシレーター・フィルター・アンプリファイアのシグナルチェーンをソフトウェアで実装します。Cortex-MのDSP拡張命令(SIMD)を活用することで、ポリフォニー数を増やしながら低レイテンシを維持できます。研究事例では、STM32H743を用いた8声ポリフォニー実装が150μs以下のレイテンシを達成しています。
FM合成(Frequency Modulation Synthesis)の分野では、Yamaha DX7のアルゴリズムをSTM32上で再実装する試みが複数存在します。6オペレーターFMをSTM32H7で動作させた事例では、44.1kHz/16bitのオーディオ出力を実現しながらMIDI処理を同時にこなしています。物理モデリング(Physical Modeling)は弦や管楽器の振動をKarplus-Strongアルゴリズム等で模倣する手法で、計算量が多いためSTM32H7以上のグレードが推奨されます。
MIDI受信にはSTM32のUSARTを使用するのが一般的です。MIDI 2.0(USB-MIDIクラスコンプライアント)への対応も研究が進んでおり、STM32のUSBスタック(STM32CubeIDEのミドルウェア)を使ったDevice/Host実装が公開されています。開発環境としてはST公式のSTM32CubeIDEが広く使われているほか、オーディオ処理に特化したlibDaisy(Electrosmith社)、ARM公式のCMSIS-DSPライブラリ、音響処理DSLであるFaustなど、用途に応じた選択肢が揃っています。特にDaisy Seed(STM32H750搭載)はオーディオシンセサイザー開発に特化したボードとして研究者・メーカーの間で注目されており、Mutable InstrumentsやElectronic Music Labsなどのモジュラーシンセブランドでも採用実績があります。
STM32をシンセサイザーに活用する上での主な課題は、オーディオレイテンシの最適化と割り込み管理です。DMAバッファサイズとサンプリングレートのバランス調整は依然として経験的なチューニングを要します。一方、STM32MP1(Linux対応デュアルコア)を使ったハイブリッドアーキテクチャ、すなわちLinux側でUI・MIDI処理を行いCortex-M側でリアルタイム音声処理を担う構成も研究されており、より複雑なシンセサイザーへの応用が期待されています。
カルロ・ジェズアルド(Carlo Gesualdo, 1566–1613)は、イタリア・ルネサンス末期からバロック初期にかけて活躍した作曲家であり、ヴェノーザ公という貴族でもありました。妻とその愛人を殺害したという衝撃的な事件でも知られていますが、音楽史においては極端な半音階技法と大胆な不協和音の使用で、時代を数百年先取りしたかのような作風が高く評価されています。今回は、そんなジェズアルドの主要な作品と楽器編成について簡単に調べた結果をまとめてみました。
ジェズアルドの代名詞ともいえるのが、全6巻にわたるマドリガーレ集です。第1巻(1594年)から第6巻(1611年)まで出版されており、特に第5巻と第6巻は音楽史上でも屈指の前衛的作品として知られています。「Moro, lasso, al mio duolo(私は苦しみに死ぬ)」や「Beltà, poi che t’assenti(美よ、おまえが去ってから)」などが有名です。編成は基本的に5声の無伴奏声楽(ア・カペラ)で、ソプラノ・アルト・テノール・バスなどの声部が複雑に絡み合います。
ジェズアルドは晩年に宗教音楽にも力を注ぎました。代表作は「聖週間のためのレスポンソリウム集(Responsoria et alia ad Officium Hebdomadae Sanctae spectantia)」(1611年)です。聖木曜日・聖金曜日・聖土曜日のための全27曲で構成されており、こちらも6声の無伴奏声楽を基本とした編成です。暗く沈痛な響きの中に激しい半音階進行が織り込まれ、キリストの受難を描き出しています。
上記のほかに、少数ながら器楽作品も残されています。「カンツォーナ・フランチェーゼ」などの鍵盤楽曲がいくつか伝わっていますが、数は多くありません。ジェズアルドの創作の中心はあくまでも声楽作品であったといえます。
調べてみて改めて感じたのは、ジェズアルドの作品の大半が無伴奏の声楽アンサンブルであるという点です。5声ないし6声のア・カペラ編成が中心であり、独立した器楽パートを伴う作品はほとんど見当たりません。これはルネサンス期のマドリガーレや宗教音楽の伝統に沿ったものですが、ジェズアルドの場合、楽器に頼らず人間の声だけで極限的な不協和音や半音階を表現している点が驚異的です。声のみで生まれる生々しい緊張感こそが、ジェズアルド作品の最大の魅力といえるでしょう。
ジェズアルドの主要作品は、マドリガーレ全6巻と聖週間のレスポンソリウム集に集約されます。いずれも無伴奏声楽のための作品で、5〜6声のア・カペラ編成です。器楽作品は少数の鍵盤曲が残る程度でした。シンプルな編成の中にこれほどの表現力を詰め込んだジェズアルドの音楽は、400年以上経った今もなお聴く者を圧倒します。興味を持たれた方は、ぜひ一度その響きに耳を傾けてみてください。
風が強い。洗濯ものが乾く前にとんでいかないで。

3Dプリンタのフィラメント送りの故障から立ち直りやっと新しいユニットを書き出せた。前より小型化されたけども、まだ少しハマりが悪いな。使っていれば馴染みそうな範囲ではあるけども

今日は福井大学に来ました。学生の皆さんも僕の楽器研究に興味を持ってくれて大変嬉しい。またどんどん新しい電子楽器を作らねば。